ディズニー史上最も“ツイていない”主人公。
『チキン・リトル』
何をやっても失敗ばかりの彼のキャラクターは、どちらかというと「ディズニー史上最も“リアリティーのある”主人公」と言ったほうがよさそうだ。
「空のカケラが落ちてきた!!」
全てはここから始まる。
≪ドングリ事件≫である。
この大失敗以来、チキン・リトルは町中の笑いもの。父親にさえ認めてもらえない。
そんなある日、大事件発生!!!
「空のカケラ」、つまりエイリアンが親友のフィッシュを連れ去ってしまう。
親友、そして父親の信頼を取り戻すためチキン・リトルは全てを懸けて立ち上がる。
そしてとてつもない“奇跡”が起こる・・・・・
「空のカケラが落ちてきた!!」
素敵なセリフである。純粋な心を持っている彼にしか口にすることのできない。大人の私達は、とうの昔にどこかへ忘れてしまった心である。チキン・リトルの父親が理解できないのも無理はない。あまりにも純粋すぎるからだ。しかしなんとかしてそんな“大人”の父親の信頼を勝ち得る為に全力を懸けるチキン・リトルのひたむきさには頭がさがる思いがします。
ディズニー史上最も“リアリティーのある”主人公
『チキン・リトル』
私達に、忘れた何かを思い出させてくれる傑作アニメーションのひとつだろう。
Chicken Little : 2nd Chance Champ
(C)Disney